映画を中心とした興味
by sonobasho
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
伊藤大輔監督「春琴物語」を見て
春琴物語 '54 大映東京
監督:伊藤大輔 出演:京マチ子/花柳喜章/杉村春子/船越英二
木村威夫美術監督作品大回顧展@ポレポレ東中野にて

鬼気迫るとは、このことか。
終盤にて、佐助が決意をするに至るシーン。
針山を前に座っている佐助が真横から捉えられ、その背景には、上方の小窓から洩れる光に照らし出された靄(もや)が立ち上っている。
ここでちょっとの間、佐助は逡巡してしまうのだが、後ろに見える靄がしだいにわずかながらも強い調子に見えだしてきて、画面に異様な雰囲気が漂う。
そして、鮮烈なカットバックが入り、針山、さらには針を手指でしっかり持つところ、と徐々にその決行へと近づいていく緊迫感は、心臓に悪いというか、見ていて本当に痛々しく切なすぎる。思わず「やめてくれ」と叫びたいくらいだった。

前半では、移動撮影の闊達さにより、大阪の薬種問屋という一種のミクロコスモスに誘われてしまう。
また、特記しておきたいのは、ラストシーンの素晴らしさ。それまで、ほとんどが問屋街を舞台に展開していたのとは対照的に、野外の風景が提示される。ある意味で取ってつけたと言えばそれまでであるが、逆にそこにこそ監督のねらいがあるのではないかという気もする。その直前の馬車がトンネル内を行くシーンも短いながら鮮烈だが(深い暗闇とわずかの光明の微妙な均衡、そしてその中を移動する馬車!)、次に一転して開けた眺望を目にした時の解放感、あるいは盲目の2人の脳裏に浮かぶ別天地のイメージかもしれないと思うと、ある意味でのハッピーエンドへ昇華させられる思いがする。

大店の盲目のお嬢という役どころで、京マチ子の美貌がまさに人形のように引き立っている(全編に渡って彼女の目は、閉じられたままだ。よく一般に人の容貌の魅力は瞳にあるというようなことを言ったりするが、京マチ子のあの大きな目はかなり魅力的であることは確かだと思う。しかし、この作品では、それは一切封じられているのだが)。気位の高さといい、終盤での佐助に対して高慢さを貫徹せざるおえない切なさといい出色の演技だと思う。
杉村春子の俗物ぶりも哀しい性(さが)を感じさせて、よい。

ちなみに、7/19の上映を見たが、終映時に木村威夫氏が登場して、次のように語った。
・ちょうど今から50年前の作品で非常に懐かしい。
・まだ右も左もわからなかったが、上方の問屋を初めて手がけるということで、いろいろ調べてデザインした。
・京マチ子の衣装の着物については、当時の金額で1000万円をかけて、この作品のために全て作らせた(染めや織の段階からオーダーメイドしたもの)。
(この回は、もともとトークの予定はなかったが、その後の回でトークをするために来場されていたようだ。大変お元気そうだった。京マチ子のことを、「京マチちゃん」と言われたのが印象的だった。)
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-20 00:58 | どう観たか?
イオセリアーニ監督「群盗、第七章」「四月」「歌うつぐみがおりました」を見て
オタール・イオセリアーニ映画祭@渋谷シネ・アミューズにて

群盗、第七章
1996年/フランス=スイス=イタリア=ロシア=グルジア/カラー/122分
ストーリーなどは公式サイトにて 「群盗、第七章」詳細

いやー、驚いた! 凄い!
超絶技巧によって、まさに 「歴史は繰り返す、そして全ての悲劇は喜劇的である」ということを視覚化している。映画にしかできない表現を駆使して、7つの時代の情景を縦横無尽に往還して、らせん状に連なる複数の人生を描き出す。善悪の彼岸を超えて、人々の営みを冷徹に見つめるまなざしは、根底に人間性への信頼があればこそなのだと思う。(残虐行為すら日常的所作として描かれるところがミソかもしれない)
それにしても、脚本も書いて編集もしたイオセリアーニ監督の頭の中は、いったいどうなっているんだろうと驚愕するばかりだ。あるいは、真の天才とは、遊びのようなまたは酔狂のような手つきをしながらも、このような傑作を生み出しえるものなのかもしれない。

また特筆しておきたい点として、
・撮影が素晴らしい。
名手ウィリアム・ルプシャンスキーによる澄みきった空気感を含んだ繊細な画面が美しい。特に、ほとんどのシーンで、光と影が細密に捉えられている点には驚いた(作為的な調子ではなく、自然な感じに見せている。それは時に人物の顔が影となることも辞さず徹底している)。
・切り返しがほとんどない
人物の会話シーンを捉える際も、その場の全景を含んだ引きのショットとなっていることが多い。主観ショットもほとんどない。そのようにして、冷静さを保ちつつ、人物たちを等価に扱うまなざしを向けている。
・ダイアローグが少ない
セリフに頼らなくても充分に見応えのある映画はありえるのだということに気づいて、ハッとしました(いわゆる説明的なセリフなんて別になくたって、他にやりようはあるというわけです)。また、これは何といっても、イオセリアーニ監督がサイレント映画的な演出を充分に体得していて、アクションに対しての反射神経が大変細やかだからでもあるといえるでしょう。


四月
1962-2000年<復元版>/グルジア/モノクロ/48分
ストーリーなどは公式サイトにて 「四月」詳細
セリフなしで映像と音(楽)だけによる、可愛らしいデビュー作。ジャック・タチを思わせるような音と動作のシンクロや、たくさん出てくる椅子おじさんたちなどなんだか過剰なところが面白い。ユーモアたっぷりに若いカップルの愛のかたちを描いて、ほのぼのさせられる。


歌うつぐみがおりました
1970年/グルジア/モノクロ/82分
ストーリーなどは公式サイトにて 「歌うつぐみがおりました」詳細
ヌーベル・ヴァーグのような瑞々しさに目をみはる。遅刻して本番中に駆けつけてくるティンパニー奏者のギアは、女の子と見ればちょっかいを出さずにいられないし、とにかく調子がよくて、ルーズなんだけど、悪気がなくて憎めないヤツ。彼の日常はあくせくしているというよりも、なんだかバタバタ駆け回るのが愉快そうに見える。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-19 02:27 | どう観たか?
浅草東宝「ジャパニメーション・偉大なるWオーの世界」を見て
「スチームボーイ」公開記念 ジャパニメーション・偉大なるWオーの世界
浅草東宝にて
1)イノセンス '04 東宝 他 監督:押井守
2)AKIRA アキラ '88 製作委員会 監督:大友克洋
3)うる星やつら2 ビューティフルドリーマー '84 キティ・フィルム 監督・脚本:押井守
4)メトロポリス '01 製作委員会 監督:りんたろう 脚本:大友克洋

いずれも、壮大なスケールの世界観を表現している作品なので、大きな画面で見ることができて迫力倍増で非常に堪能しました。

1)見るのは2回目だが、やっぱりどうも理詰めすぎる感がする。

2)展開のスピード感および派手なシーンが多く見応えがある。ただ、欲を言えば、キャラクターが弱い気がしてちょっと盛り上がりきらない感じがした。原作の漫画から、映画にする際に無理があったのだろうか。

3)夢オチやメタフィクションの話題で必ず出てくる傑作ということで、ずっと長いこと見たいと思っていてやっと見ることができたが、唖然としてしまった。
いい意味で、「トラウマになる映画」というのはこういう作品のことだと思う。
“すべての終わりは始まりにしかすぎない”という言葉もでてきたが、見てしまったからには、これからはずっとこの作品のことを常に意識のどこかで考え続けていかざるをえないだろう。

4)ストーリーやキャラクター含め演出が練られており、また画作りも素晴らしく、完成度が非常に高いと思う。巨大未来都市の表現が秀逸で、全編に渡って背景が大変凝っている。またアングルやカット割りが工夫されており、特に人物の会話のあるシーンに引きの構図を多用している点が従来のアニメ作品にはあまりなかった見応えを生んでいる。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-18 08:30 | どう観たか?
大島渚監督「夏の妹」についての仮説(こじつけ?)
夏の妹 '72 創造社/ATG 監督:大島渚
出演:栗田ひろみ/石橋正次/小松方正/リリィ/殿山泰司/佐藤慶/小山明子/戸浦六宏
特集上映 オキナワ映画クロニクル@シネマアートン下北沢にて

復帰直後の沖縄を舞台に、異母兄かもしれないという青年(石橋正次)に会いにやって来た少女(栗田ひろみ)の兄探しのストーリーを主軸として、その父親(小松方正)と婚約者(リリィ)、青年の母(小山明子)、青年の父であるかもしれないもう一人の男(佐藤慶)、さらに戦争の呵責により沖縄を訪れた男(殿山泰司)、沖縄民謡の歌手(戸浦六宏)らが交錯する人間模様を描く。

栗田ひろみの演技が硬いとか、ストーリー展開や感情移入の点ではドラマ性が薄いとか、難点もあるが、妙におもしろいような気がしてしまう異色作。2人の男のどちらが父親かはっきりしない青年というのが、日本とアメリカの間で揺れる沖縄を象徴しているのだろうか。
1972年当時の沖縄を撮ったということの意味も大きいといえる。実は、そのあたりの生々しさを期待して見に行ったところもあったのだが、どうも沖縄については背景として扱っているように見えてしまい、積極的に沖縄を撮ろうとしているという感じはあまり見られなかったように思う。それはそれで別に構わないし、それなりに面白かった。

そこで、ひとつの仮説として思いついたのは、アクチュアルな沖縄そのものを取り上げたいというのでなく、ある異界としての沖縄を描きたかったのではないか。さらに言えば、黄泉の国という異界かもしれない。前半で栗田ひろみとリリィが殿山泰司に伴われて観光するのは、戦跡および沖縄式墓地という死者の場所であるし、このような仮定のもとでは、終盤に、浜辺で登場人物8人全てがそろう白昼のパーティの奇妙さ(一見なんの変哲もないようだが、やはりどこか尋常でない雰囲気がする)が、もしかしてこれは黄泉の国の死者たちの語らいなのではないかと見えてきてしまう。ややこじつけかもしれないが、皆白い服をまとっているし、白い服でない2人の人物(栗田ひろみと石橋正次)は、宴から逃げ出し(それを他の人物たちが追ってくるところの情景はかなり異様に見える)、後に生還する。そうやって考えてみると、オープニングタイトルのシーンが船が航行していく海をずっと映しているのは(波模様が美しく見惚れてしまうほど素晴らしい画面だと思う)、異界へのワープのようにも思え、ラストは沖縄から船が出航するシーンであるのは、この作品が少女の地獄めぐりの旅であることを示しているといえるのではないだろうか。

とにかく出てくる役者たちがある意味で皆コワイと思う(なんというか、絶対に目が笑っていない感じがする)。いずれの人物も、何を考えているのか分からない感じがして奇妙だ。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-18 08:20 | どう観たか?
「青山ブックセンター 閉店」をめぐるブログの波及力について
非常にカナシイ!
本当に寝耳に水のことで、大変に驚きました。
それで、この件がネット上でどのように伝達され波及したのか調べてみました。(*付記1を参照)
(*今回はURLを明示的にする意図もあり(また大変疲れたので)、HTMLタグでリンクさせてませんので、言及先を見る時はコピペして下さい。すいません)→2004/7/17/13:00頃リンクをアクティブにして更新(*付記2を参照)

さて、個人的にこの「ニュース」をどのように知ったのかというと、夜に帰宅していつものごとく、ネットに繋いで、自分のBlog作業をしながらアンテナ巡回先のEtsukoの日記http://d.hatena.ne.jp/Etsuko/20040716 さんの 7/16 20:31付けの記事を見たのでした。

それで、この「ニュース」について、いろいろWebを見ているうちに興味深いことに気づきました。いわゆる新聞やテレビで見たというニュースの場合と違い、ネット上の口コミ的に伝わっているところもあります。

つまり、なにしろ緊急事態で、「自己破産の債権者申立て→閉鎖→閉店・倒産」といった事情ということもあり(*付記3を参照)、業界紙「新文化」「文化通信」などの速報を受けて、報道系サイトに情報が載るよりも早くブログのほうが反応しビビッドに波及していったような感じがあります。
下にあげるサイトは、当方で大雑把に掴んだ範囲ですので、限られた範囲のものしか対象でないとかモレなどがあるかもしれませんが、ご参考まで。

もしよかったら、どなたか今回の「青山ブックセンター 閉店ニュースをめぐるブログの波及現象」を詳細に分析してみてはいかがでしょうか。
東京限定の関心事ではあることは確かですが、ローカル性(地域限定性)はさておき、ブログ利用者層の特性もふまえて、サブカルチャー的事象がブログを媒介にネット上でどのように波及していくのかという意味で、非常に興味深いものではないかと思います。
(この時期にちょうどJUGEMが正式版移行中であることは留保しなければなりませんが、今回とりわけ驚いたのは、はてなダイアリー内での波及性です。サブカルに興味のある利用者が多いからとか、キーワードで波及しやすいからといった要因があるのでしょうか。ただし、不勉強なため、もしかすると他のブログ・サービスにおいてもこのような現象が起こっているかは未確認ですので、はてなダイアリー固有の特性なのかなんとも言えないところもありますが。また、使用した2つのブログ検索の精度や更新分が捕捉されるまでの時差の問題もあるかと思います)

(特に、asahi.comで出る以前の段階での伝播の仕方についてが興味深いところですが、その後、yahooエンターテインメントニュース が出て公式ニュースとして情報が広まっていく中で、独自のリアルな現場情報や裏ネタやがどれくらい出てくるのかも気になります)

【報道系】

■第1報 (夕方17~18時台?) 
新文化 (出版業界紙)
http://www.shinbunka.co.jp/
http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm

■21:56 asahi.com home > 社会
http://www.asahi.com/national/update/0716/032.html
青山ブックセンターが営業中止 おしゃれな店づくり定評

■22:05 共同通信ニュース
http://mcom.mti.ne.jp/ddip/news/top.asp?FROM=TODAYBODY&DATA=tt&DAY=16&MONTH=07&YEAR=2004&ID=tt013&AC=&D1_YYMMDD=20040716
青山ブックセンター閉店

■22:16 yahooエンターテインメントニュース -
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000281-kyodo-ent
青山ブックセンター閉店 破産申し立て受け。(共同通信)


【ブログ】 
 (早めの時間にUPされた主なものを追ってみました。20時台頃から急速に波及して、この他にも多くのはてなダイアリーやブログにて話題とされています)

*以下の2つのブログ検索を使用
http://www.excite.co.jp/News/blog/
http://news.drecom.jp/ News & Blog search

■17:50
http://tomoyuki.exblog.jp/673939/
ともログ
青山ブックセンターが経営破綻!?
青山ブックセンターが経営破綻したらしいです。

■18:56
http://shibuya.vivian.jp/blog/archives/000489.html
Shibuya's log
青山ブックセンターが倒産!?
ついさっき、青山ブックセンターが倒産した旨のニュースを耳にした(詳細は不明)。

■19:01
http://magjunky.seesaa.net/article/303022.html
magjunky
ABCが…… 
新文化のwebニュースフラッシュで、青山ブックセンター倒産のニュースが。
青山ブックセンター、7月16日付けで全店閉鎖
午後5時で本店(東京・青山)と六本木店を閉鎖、他の5店舗も営業時間終了後に閉鎖する。
次いで、文化通信のメール速報も届きました。
とりあえず、公になっている事実のみ。
*追記(19:40)*
このニュース、私の目の届く範囲でネットではどんな風にとりあげられるのかなーと見て回っているのですが、今現在、
「知ったかぶり週報」http://www.sittakaburi.jp/index.html
「CHARA PIT」http://www.charapit.com/main.htm(ソースは知ったかぶり週報)
ライターの山崎まどかさんのはてなダイアリー「saltwatertaffyの日記」http://d.hatena.ne.jp/saltwatertaffy/20040716

■ 19時02分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20040716#abc
deadman ― 今日死んだ人 -
[close] 青山ブックセンター

■19:07
http://www.myprofile.ne.jp/blog/archive/bornat2am/13
Utakata-Blossom
青山ブックセンター倒産?  /  気になったこと
青山ブックセンター(ABC)倒産の報(ネタ元:「文化通信」メール速報↓)。

■19時12分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/tetsuto/20040716#p4
★てれびまにあ。★~日刊テレビブログ -
★青山ブックセンター、全店閉鎖!?
出版界の業界紙「新文化」http://www.shinbunka.co.jp/によると、 >>

■19時52分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20040716#1089974634
日日ノ日キ
[ニュース]青山ブックセンター全店閉鎖
http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm マジで?いきなり意味わかんえぇ。 ●★てれびまにあ。★~日刊テレビブログで知りました

■20時12分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/tetsuto/20040716#p5
★てれびまにあ。★~日刊テレビブログ -
★青山ブックセンター倒産、早速新宿ルミネ店に行ってみる
店員「今日で閉鎖します。今後の再開予定はわかりません」。店内に告知文などは一切なし。いつもと変わらぬ様子で、客注を受ける張り紙などもそのまま。今夜で閉鎖するようにはとても見えない。今後はどうなるので

■20時12分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20040716#abc2
deadman ― 今日死んだ人 -
ネ申
[keyword:青山ブックセンター]からたどってみたところ、昨日付で予言を発せられている方がいらっしゃいました。 >> 先月後半の角川文庫発売あたりから新刊文庫が全然揃ってないんですよ。……

■20:16:42 (22:10改訂版) by plus87
http://plus87.seesaa.net/article/303174.html

■21:01
http://comedy21.seesaa.net/article/303262.html

■21:59 pm by Izumi
http://lovebooks.oops.jp/index.php?p=44

■20:20 by ichi-raw
http://seisyo.exblog.jp/674731/


■22時23分 (UPはこの少し前と推定されます)
http://d.hatena.ne.jp/mohri/20040716#abc3
[close] 青山ブックセンターが営業中止 おしゃれな店づくり定評 (deadman ― 今日死んだ人 - )
asahi.comに記事が出たものより >>

■23時02分(UPはこの少し前22:56)
http://d.hatena.ne.jp/munekata/20040716#1089986210
[Town]青山ブックセンターが破産、全店閉店 (はてなの杖日記 -)22:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000281-kyodo-ent

■23時23分 (UPはこの少し前と推定されます 23:12)
http://d.hatena.ne.jp/munekata/20040716#1089986210
[Town]青山ブックセンター本店の閉店張り紙と撤収作業の写真 (はてなの杖日記 )23:12
http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm


はてなキーワード 「青山ブックセンター」
2004-07-16 19:11:02 付けにて「2004年7月16日、全店閉鎖。」の記述あり
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c0%c4%bb%b3%a5%d6%a5%c3%a5%af%a5%bb%a5%f3%a5%bf%a1%bc?kid=14509>

「青山ブックセンター」を含む日記

2004-07-16
http://d.hatena.ne.jp/keyworddiary/%c0%c4%bb%b3%a5%d6%a5%c3%a5%af%a5%bb%a5%f3%a5%bf%a1%bc?date=20040716#keyworddiary
245件(2004/7/17/02:30現在)

2004-07-17
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c0%c4%bb%b3%a5%d6%a5%c3%a5%af%a5%bb%a5%f3%a5%bf%a1%bc?kid=14509
17件(2004/7/17/02:30現在)

21:40
2ch掲示板
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1089981605/l50
青山ブックセンターの思い出を語ろう
1 :無名草子さん :04/07/16 21:40
青山ブックセンター7/16全店閉鎖

23:22
http://urag.exblog.jp/676261/
ウラゲツ☆ブログ
青山BC破産――2ちゃんねるでの「書かれ方」

■blogmapでのランキング  7/17/5:00現在
http://bm.ishinao.net/

29pts 『青山ブックセンター閉店 破産申し立て受け』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040716-00000281-kyodo-en…

17pts 『本店(東京・青山)の貼り紙』
http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm

■RSS directory & search は今回エラー状態でしたので、使ってませんが、おそらく数日後に(更新が捕捉されてから)、これで一網打尽に検索するといいかもしれません。
http://bulkfeeds.net/

【印象的だった生々しい記事】

こどもあたま keiko_indie
http://d.hatena.ne.jp/keiko_indie/20040716
閉店ぶっとびニュースはまたたくまに弊社をまわった。~(略)~販売は事態の対応におおわらわで、チャッキー*3は本店へ、I井さん*4が六本木にすっ飛んでいった。六本木店は管財人やらいっぱい人がいるらしくどうにもならない状態だったらしいとか。。。

Contre Champ
http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20040717
明かりが消えていたので、閉店の時間でもあるまいにヘンだなと思って、入口に近寄ると「当店は7/16をもちまして閉店させていただきます」との貼り紙が!~(略)~ふと目を遣ると搬出口から店内が見え、従業員が粛々と台車で商品を運び出す準備をしていた。寂しいかぎり。


日日ノ日キ
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20040717#1089991773
[ニュース]すわっ!青山ブックセンターが夜逃げだっ! 00:29


*以上は、7/17/02:30頃までに見たものをまとめてみましたが、ブログ検索サイトへの更新の反映のタイムラグがあることなども考えると、あくまでも氷山の一角という感じなのでしょう。
=============================================
付記3:2004/7/17/15:25
倒産の理由についての業界事情はこちらで読めます。
知ったかぶり週報(7/16)
http://www.sittakaburi.jp/index.html

→この記事は日日ノ日キ さん経由にて知りました。(また、一夜明けたところでのブログやっている人にとってのABCとは、という鋭いツッコミが読めます)
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20040717#1089991773
[ネット]青山ブックセンター 閉店ニュースをめぐるブログの波及現象 12:30
=============================================

付記1:2004/7/17/12:23
実は最初から調査しようと思いついたわけでなく、個人的にちょっとした衝撃を受けたからということと、特に以下の点で「オヤ?」という気がしたからです。青山ブックセンター閉店をどのように知ったかと考えると、
1、自宅にいながらにして
2、主として、人のブログによって
  (asahi.comや共同通信は後付けとして、情報を漁るうちに芋づる式に見た)
3、素早く
  (即時的に、短時間で)

付記2:2004/7/17/13:00
当初にこの記事をUPした段階では、HTMLのタグをつける作業がしゃらくさくてすっ飛ばしており、リンクがアクティブになっていませんでした。(いろいろ見て回るので精力を使い果たしたためもあり、その時にはとても億劫に感じられたのです)
だがしかし、翌日起きてから、ふと気づいたら、ブログ上のものである以上、リンクがアクティブになっていないということはそれは単にテキストとして読めるというだけであって、ぱっと飛べなければリンクの意味がないし「全然ダメじゃん」と思って、慌てて作業しました。
ここで思ったのは、「はてなダイアリー」の手軽さです。(もともと先週まではてなダイアリーユーザーでしたので)
はてなの場合は、本文記事中のリンクはURLをコピペしただけでアクティブになったし、また、同じはてなダイアリー内のものであれば、「id:****」という書き方でもリンクが貼れるのでした。
このエキサイトブログの場合は、HTMLのタグをつける作業を要します。(もしかして、他に簡単な方法があるのに知らないだけなのかもしれませんが。しかし、何かそういうやり方があるなら分かりやすいようにしておいてほしいと思います。実際、エキサイトブログの使い方に関するガイドやFAQについては、あまりにも不親切でちっとも有効でない状態だと思います)
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-17 03:17 | Blog?
万田邦敏オールナイトおよび立教映画人についてのメモ
【万田邦敏オールナイト上映作品に関連して】

神田川淫乱戦争
「批評と制作/行為と主体」 講義録にて出演のきっかけについて語る岸野雄一
2002年度夏学期東京大学教養学部全学自由研究ゼミナール 2002年6月20日(前半部より一部抜粋)
http://www.lovekana.comより
浪人生ですね。二十歳でした。出演したそもそもの経緯というのが、こちらのボスだった、蓮實重彦先生が当時立教大学でやってらした映画のゼミに、私は立教大学生ではなくて偽学生として出入りしてまして、その立教の映画サークルのOBだった黒沢清が映画を撮るということになって、しかしその映研の中からキャスティングするわけにもいかないだろうということになって、じゃあいつも出入りしている岸野君がいいのではないか、彼は立教の学生じゃないし、ということで『神田川淫乱戦争』出演となったのよ。

・良(明子の恋人):森太津也(森達也

ドレミファ娘の血は騒ぐ
「テルオカ君」役を演じているのは、あの暉峻創三氏なんですよ!

闘いなくして、映画はない映画狂人 meets 万田邦敏(映画監督)
(対談)
映画美学校公開講座より(2002年4月27日於アテネ・フランセ文化センター)

【基礎情報】
関心空間:蓮實スクール
蓮實重彦が立教大、東大などで開講していた映画をめぐる授業を傍聴し、
映画人となった一群 ……(人名リストあり)


・立教SPP (セントポールプロダクション) 
立教大にあった自主映画製作サークル
さらにそこに入っていた黒沢清、万田邦敏らがパロディアス・ユニテイを結成した

【あの頃を語る……】

いつも映画のことだけ考えていた /黒沢清さん
広告特集:立教大学 語る 立教大学創立130年に寄せて

困難に立ち向かっていく映画監督 青山 真治さん
教育新世紀 / YOMIURI ON-LINE(2000/07/24)

蓮實さんの講義で開眼 映画監督 周防正行さん

教育新世紀 / YOMIURI ON-LINE (2002/07/08)

冨樫森監督インタビュー しんゆり映画祭2001
――立教大学は、映画が盛んなところですよね?
そうですね。自主映画とか……(?)。青山さんとか、塩田さんとか、黒沢さんはみんなそこの出身なんじゃないのかな。
――そういった流れとは違うんですか?
全然違います。剣道部で、学ラン着て歩いてたから(笑)。大学はほとんど行かなかった。ただね、蓮實重彦さんの「映画表現論」は、暇があると聞きに行ってました。あの方は映画を見る気にさせる力があるんですよ。これ見ると、次、あぁこれも見たくなるっていう感じで、どんどん観たい映画が増えていくから。そういう気にさせてくれたっていうだけでもすごくおっきなものがありました。
 テーマや思想から映画を語るんじゃなく、ビビッドな役者さんの動きのことや、映画の中を流れる風のことや水のことなど、つまり、「一言でいったらこの映画は…、」ってやっちゃったら、映画ってつまんなくなっちゃう。「友達は大切です」って言ってる映画です、なんて言ったら、それでもうこの映画のいいとこが全部抜け落ちてる。そんなふうにまとめてしまわないで、「ちゃんと画面や役者さんに配慮して見たらいいよ」と教えてくれたのが面白かったかな。


<第3回 自主映画世代の処女作>
1980年代の自主映画事情を中心に

夜の映画学校 / 森達也

俳優の僕と映画監督の僕  森 達也

池袋シネマ青春譜 / 森達也 柏書房 1,600円 2004年3月刊


【おまけ、2001年からの2つの前線報告】…検索の駄賃に見つけました

「インディペンデント映画の状況について」対談
春岡勇二(映画評論家)×富岡邦彦(PLANET+1代表)
・「鬼畜大宴会」以降の状況の変化を語っていて興味深い。

映画は“武器”である――日本映画の動静
FOCUS=日本映画の現在 / 越川道夫
・2001年時点での日本映画の地殻変動と可能性を探る真摯な論評。
そして、今はそこからどれくらい前進(後退)したのでしょうか?
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-16 23:32 | 日本映画
「FRaU」映画特集号 思わず激情!?
女性誌「FRaU」の映画特集号が、なんだか、すごい煽っています(笑)。

深い恋、私にだってきっとできる!
思わず激情する愛の映画特報
この夏、映画館で激情してみませんか?


車内吊り広告で見て、のけぞってしまいました。
詳細はこちらを見てみてください。
7/27号(7/13発売)現在発売中の号です。 440円 

中身は割と普通に女性誌的な映画特集です。
ジョニー・デップとか、ペ・ヨンジュンとか、妻夫木、浅野とか、男前がてんこ盛りという感じで、先物買いの若手情報も載っています。
個人的に加瀬亮インタビューにはどよめきましたが。

また、この号にも書かれているライターの山崎まどかさんの日記が
はてなダイアリーにありますね。
 saltwatertaffyの日記
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-16 00:04 | 映画をめぐるe.t.c
イム・サンス監督「浮気な家族」にムン・ソリのしなやかな肢体を見た
いやーこれが意外に、ちょっと一本取られちゃったなと、ニヤニヤしてしまいました。
韓国映画の重力からもメロドラマの湿度からも抜け出して、かといって野心作という敷居の高さも設けずに、あくまでも軽妙に、そして透明に、エロスとタナトスを往還するソープオペラを見せてくれます。(ストーリーだけ聞くとどうにも昼メロだし、公式サイトなどでの画像もなんともありがちなホームコメディっぽい感じですが、そういった紋切り型に対してはやすやすと裏切られます。また、物語性や感情移入といったことを期待されるのであれば、すっかり置いてけぼりになってしまうかもしれません)

目をみはったのは、ムン・ソリ(*1)の身体性が如実に発揮されていること! ダンスの稽古のシーンや、夜中に裸でくつろいでいるシーンに見られる、しなやかな肢体といったら! 少しの贅肉もなく、手足がスラリと長く、柔軟性に富んだその身体は、美しいというほど凡庸なものではなく、また艶っぽいというほど精彩を欠いたものではなく、なんというか運動する実存そのものとさえ言ってしまいたいくらいです。

それから印象深かったのは、人間が意図せずに口から何かを吐き出すのを見たことです。死病の父親は鮮血を吐き出す、息子の亡骸と対面したムン・ソリは思わずえづいて吐いてしまう、そして、窮状の中ついに隣宅の高校生と事に及んでしまうシーンでの、夜の稽古場におけるロングショットで捉えられた騎乗位のムン・ソリの口から洩れる呼気が見えた(*2)のは、人間の生が目に見える形をとったもののように見受けられます。

あと全体的にかなりテンポが早く、あれよあれよと目まぐるしく展開していくのですが、後からふと気づくと、物のアップのシーンが全くといっていいほどなかったのでした。
また、なんでシネスコにしたのかというのも気になるところです。しかも、フィックスで撮るよりも割と動かしている(時々かなり不安定に揺れる)ので、ちょっと居心地の悪いような空間になっていたりすることも印象的です。

(*1)今週号のAERAの表紙写真になっています。(普通に美人な姿で写っていて、「オアシス」のイメージがあったため、一見誰だかわかりませんでした。なお、本作ではムン・ソリの設定は美人妻ですが、やっぱりなかなかキレイな女優さんです)

(*2)そういう印象がしたとか誇張とかでなくて、本当に画面上に呼気が映っているのです。夜中の稽古場のがらんとした空間で明かりもなく、月光(または外の照明)が窓から射してかすかな光の帯をなしており、そこに2人のシルエットが浮かび上がるとともに、ムン・ソリの口から何度も白い息が洩れるのが見えます。このシーンは美しいとか感動的とかいうのでなく、あまりに冷徹で驚きました。


(参考)dolceDalnaraさんによる「浮気な家族」の感想です。(韓国の社会背景などに触れられていて興味深いです)→獲得と喪失  

浮気な家族 A Good Lawyer's Wife
2003年/韓国/カラー/35mm/104分/シネマスコープ
監督・脚本 イム・サンス 出演:ムン・ソリ ファン・ジョンミン ユン・ヨジョン
渋谷シアター・イメージフォーラムにて 7/16(金)まで上映中
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-15 23:41 | どう観たか?
若松孝二監督「餌食」についての与太話
「日本アウトロー伝説 第三弾 絶体絶命」@ラピュタ阿佐ヶ谷にて、「餌食」若松孝二監督を観た。

餌食  '79年/獅子プロ/カラー/80min
■監督:若松孝二/脚本:荒井晴彦、高田純、出口出/撮影:志村敏夫/音楽:ピーター・トッシュ、マトゥンビ
■出演:内田裕也、多々良純、宮田明、栗田洋子、水島彩子、鹿内孝、草薙良一
アメリカ帰りのロック歌手が“レゲエ”を土産に帰国。世間に受け入れられない怒りが大量無差別殺人へと向かう…。“ロック馬鹿”内田裕也が、自らの思いを投影したミュージシャン役で主演。ふやけた時代と現代人に牙をむく! (チラシより)

なかなか興味深い点がいろいろあって、面白く見ました。
おそらく、全然違うように見てしまっているような気もするので、あくまでも与太話ということで……

今、例えばビデオ題名をつけるなら(笑)、次のような題がいいんじゃないかと思ったりしました。
A案 「裏 ロスト・イン・トランスレーション」
B案 「メイド・イン・ハラジュク」

A案は、アメリカ帰りの内田裕也が東京という都市に対して異化的な視線を向けており、散りばめられた東京の実景シーン(特に前半)はまさに「ロスト・イン・トランスレーション」ばりなので(新宿ビル街や地下鉄など似通っている、同じ東京だから当然のことかもしれないが)。自国のことゆえ、エキゾチシズムをベースにした「不思議の国ニッポン」という違和感でなくて、社会批判を含んだ「トチ狂ってるぜ にっぽん」という違和感なのかもしれない。
そして、内田裕也はじめ、彼に住家を提供し奇妙な共同生活を送る爺さん (多々良純)や、内田裕也をそこに連れてきた少年(宮田明) や出入りする少女(栗田洋子)たちは、いわばはみ出した存在として、ある意味でまるでストレンジャーのように社会と言葉が通じないというギャップを感じているのではないか。例えば、内田裕也は今は大手プロモーターとなっている昔のバンド仲間に対して、レゲエミュージシャンの来日公演を持ちかけるが、通俗的に堕落したプロモーターとは会話がかみ合わない。また、少女(栗田)はピンサロでバイトしており、おやじ客にうまいこと言って多目に食べ物をオーダーさせては余った分を少年や内田裕也のために持ち帰ることにしているが、これなどはギャップを逆手にとって積極的に利用しているともとれる。
そうして、この都市において、不可視的なストレンジャーとして生きていくには、レゲエを聴きこんだり、旧式のピストルを日々取り出しては磨いたり、あるいは単車で疾走したりしなければ、ままならないのかもしれない。

B案は、少年少女のはみ出した感じの切なさ、ある種のストリートワイズによって野良猫のように生きていく姿が、ふとフルーツ・チャンの「メイド・イン・ホンコン」を思い起こさせたので(音楽業界の堕落をめぐる内田裕也のパートはさて置くとして)。そして、主に舞台となっている場所は原宿だが、今はなき同潤会アパートが彼らの生活の場であり、サンクチュアリとなっている。この物語には3世代の「忘れられた人々」が描かれている訳だが、その第一世代にあたる爺さんは、おそらくずっと同潤会アパートに暮らし続けてきたのだろう、外界の繁栄には背を向けて。すっかり古びて時代遅れになってしまった同潤会アパートと同じように、爺さんはただ朽ち果てていくばかりなのか。そうして、最後のシーンは表参道の歩行者天国だが、内田裕也ならずとも発狂しかねない何かがそこには渦巻いているようにも思える。

ちなみに、1979年6月23日の初公開時は、東映にて「地獄」(神代辰巳監督)の併映として2本立上映されたということを考えると、なんだかクラクラしてしまう。
※「地獄」は7/31に新文芸坐のオールナイト(地獄三昧プラス1)でも上映されますが、壮絶な狂気をはらんでいてちょっと絶句してしまう。

また、検索の駄賃として見つけたのですが、「餌食」で音楽が使われているピーター・トッシュ自体、かなり過激なメッセージを音楽にのせ「歩くカミソリ」と言われるような存在で、1987年に強盗の凶弾に倒れ(あるいは謀殺か?)…なんてことで、ドキュメンタリー映画も作られていたりします。
Stepping Razor RED X
監督・脚本:ニコラス・キャンベル|出演:ピーター・トッシュ,ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズ,ミック・ジャガー
ボブ・マーリーと並ぶレゲエ最重要アーティスト!永遠のルード・ボーイ、ピーター・トッシュのドキュメンタリー映画!!
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-15 04:13 | どう観たか?
オールナイト上映情報7-8月(東京)
はてなダイアリーひびのあわ。(7/14)さんや、
新宿泥棒日記 (7/14)さんのところを見て、そう言えば、ここのところ特別企画も含めてオールナイトが盛り沢山なので、ちょっと予定をたてなきゃと思いまして、ざっと東京の上映情報を一覧にして見ました(横浜1件含む)。 ※開演時間を表記してあります。(開場時間および料金や整理券の有無、変更などについては要確認のこと)

■7/15(木)
★大友・押井・庵野 ナイト
24:00~ ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ(7/16と同番組)
AKIRA アキラ / 機動警察パトレイバー 劇場版
新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 / AIR /まごころを、君に

■7/16(金)
★「ドリーマーズ」公開記念【シネマテーク・フランセーズ in Ginza】
22:30~6:00 シネスイッチ銀座
ドリーマーズ / 勝手にしやがれ(1960) / はなればなれに(1964)
*イベント:フランス在住のミュージシャン猫沢エミさんによるトーク・ショー&アコースティック・ライブあり
★スパイダーマンNIGHT 1・2一挙上映
24:00~ ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
★ディープ・ブルー 前夜祭 -生命の神秘-
24:00~ ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
ディープ・ブルー / アトランティス / ミクロコスモス
★大友・押井・庵野 ナイト
24:00~ ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ(7/15と同番組)

■7/17(土)

★ 「スチームボーイ」公開記念 ジャパ二メーション 偉大なるWオーの世界
21:00~4:40 浅草東宝
イノセンス(2004) 監督:押井守 声:大塚明夫/竹中直人
AKIRA アキラ(1988) 監督:大友克洋 声:岩田光英/佐々木望
うる星やつら2 ビューティフルドリーマー(1984) 監督:押井守 声:平野文/吉川登志夫
メトロポリス(2001) 監督:りんたろう 声:井上由香 脚本:大友克洋

★立教大学文学部共催 立教映画人 万田邦敏
22:30~4:55 新文芸坐
宇宙貨物船レムナント6(1996/WOWOW)監督・脚本:万田邦敏 総合監修:押井守
ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985/イール21)監督・脚本:黒沢清 共同脚本:万田邦敏
神田川淫乱戦争(1983/ヒューマックス)監督・脚本:黒沢清 美術:万田邦敏
UNloved(2002/WOWOW)監督・脚本:万田邦敏
※万田邦敏監督によるトークショーあり。

★60’sGO!GO!girls大作戦×本田隆一オールナイト
21:30~ テアトル新宿
プッシーキャット大作戦 '04 バイオタイド 他 本田隆一 水谷ケイ/江口ナオ
ずべ公同級生 '04 バイオタイド 他 本田隆一 山本浩司/渚ようこ
怪談スケ番幽霊 '04 ピーコックフィルム 本田隆一 江本純子/秋本渚
帰ってきた刑事まつり 背徳美汁刑事 '03 コムテッグ 本田隆一 中原翔子/森下能幸
あいつはコックリさん '02 トリウッド 本田隆一 山本浩司/本田隆一 jmdb
東京ハレンチ天国 さよならのブルース '01 ピーコックフィルム 本田隆一 山本浩司/元木隆史
地獄門 '95 ピーコックフィルム 本田隆一 仲西透/本田雅也 oficil
阻止せよ!警視庁爆破テロ!未来ポリスレディ '03 アイパッチ 本田隆一 相馬茜
女番長 玉突き遊び '74 東映京都 関本郁夫 叶優子/白石襄
※ゲスト予定:江本純子/安田美香/山本浩司/渚ようこ/本田隆一

■7/23(金)
★「ゴッドファーザー」3部作一挙上映
14:30~24:07 ユナイテッドシネマとしまえん

★宮崎あおい スペシャルオールナイト
7/23(金)24:00~
ラブドガン / パコダテ人 / 害虫 / 他、宮崎あおいさん出演の映画の予告篇、PV等併映(予定) ※トークショー ゲスト:宮崎あおい 他(予定)

■7/24(土)

★GS特集(ガソリン・スタンドではありません)
21:00~4:50 浅草東宝
急げ!若者(1974) 監督:小谷承靖 出演:フォーリーブス/郷ひろみ
世界はボクらを待っている(1968) 監督:和田嘉訓 出演:ザ・タイガース/久美かおる
ザ・タイガース 華やかなる招待(1968) 監督:山本邦彦 出演:ザ・タイガース/久美かおる
ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑を(1969) 監督:内川清一郎 出演:ザ・テンプターズ/新珠三千代
日本親不孝時代(1968) 監督:山本邦彦 出演:ザ・スパイダース/星由里子

★真夏の夜のクロスオーバー
22:50~5:45 新文芸坐
モロ・ノ・ブラジル(2002・独=フィンランド=ブラジル/アルシネテラン)監督:ミカ・カウリスマキ
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999・独=米=仏=キューバ/日活)監督:ヴィム・ヴェンダース
真夏の夜のジャズ(1959・米/ヘラルド)出演:ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク
SUPER 8(2001・伊=独/ザナドゥー)監督:エミール・クストリッツァ

★風音公開記念オールナイトvol.1 『風音』『父と暮らせば』夏休み同時公開記念
23:30~テアトル新宿
絵の中のぼくの村 / 美しい夏キリシマ
トークショーゲスト:黒木和雄(映画監督)東陽一(映画監督)佐藤忠男(映画評論家)

★映画をみせてゆくこと第一夜 CLOSE UP!プロデューサー
23:00~ ポレポレ東中野
人情紙風船(1937年/日本/86分)山中貞雄
アマチュア(1979年/ポーランド/112分) K・キェシロフスキ
ゲスト:荒戸源次郎氏、李鳳宇氏

■7/30(金)
★ほら、ほら、ホラーだよ!2004 ホラーパーティーPART2
21:55~ 横浜日劇
「フレディvsジェイソン」ロバート・イングランド 監督:ロニー・ユー
「アンデッド」監督:ピーター&マイケル・スピエリッグ
「テキサス・チェーンソー」ジェシカ・ビール 監督:マーカス・ニスペル
「ゴシカ」ハル・ベリー 監督:マシュー・カソビッツ
「悪霊喰」ヒース・レジャー 監督:ブライアン・ヘルゲランド
「ドーン・オブ・ザ・デッド」サラ・ポーリー 監督:ザック・スナイダー

■7/31(土)
★文芸作からアクションまで 三橋達也特集
20:30~5:00 浅草東宝
野獣の復活(1969) 監督:山本迪夫 出演:三橋達也/黒沢年男
グラマ島の誘惑(1959) 監督:川島雄三 出演:三橋達也/森繁久彌
非情都市(1960) 監督:鈴木英夫 出演:三橋達也/司葉子
地獄の響宴<うたげ>(1961) 監督:岡本喜八 出演:三橋達也 /司葉子
暗黒街の牙(1962) 監督:福田純 出演:三橋達也/浜美枝

★帰って来た地獄三昧 プラス ワン
22:30~5:50新文芸坐
地獄(1999/石井プロ)監督・脚本:石井輝男 出演:丹波哲郎
地獄(1960/国際放映)監督:中川信夫 出演:天知茂
地獄(1979/東映)監督・脚本:神代辰巳 出演:原田美枝子、岸田今日子
ポルノ時代劇 忘八武士道(1973/東映)監督:石井輝男 出演:丹波哲郎

★「ゴジラ FINAL WARS」公開記念オールナイト第1夜
19:45~日劇PLEX(有楽町)
ゴジラ / ゴジラの逆襲 / 妖星ゴラス / 予告編大会 その1 / キングコング対ゴジラ / モスラ対ゴジラ
*豪華ゲストによるトークショー

★Vision Quest Vol.1 フレーム・サイズを考える
23:40~ シネセゾン渋谷
内なる傷痕(日本最終上映) / 夜風の匂い / 月の砂漠 / フォーエヴァー・モーツァルト
*ゲスト:青山真治・たむらまさき

■8/7(土)
★Adieu 北見次郎! 国際秘密警察の夜
20:30~4:50 浅草東宝
国際秘密警察 司令第8号(1963) 監督:杉江敏男 出演:三橋達也/水野久美
虎の牙(1964) 監督:福田純 出演:  〃  /白川由美
火薬の樽(1964) 監督:坪島孝 出演:  〃  /星由里子
鍵の鍵(1965) 監督:谷口千吉 出演:  〃  /若林映子
絶体絶命(1967) 監督:  〃 出演:  〃  /ニック・アダムス

★中島貞夫監督 緊急アンコールナイト
22:45~ 新文芸坐
にっぽん'69 セックス猟奇地帯 / ポルノの女王 にっぽんSEX旅行
くノ一忍法 / 日本暗殺秘録

★「ゴジラ FINAL WARS」公開記念オールナイト第2夜
19:45~日劇PLEX(有楽町)
空の大怪獣 ラドン / モスラ(1961) / 海底軍艦 / 予告編大会 その2 / 三大怪獣 地球最大の決戦 / ゴジラ(1984)
*豪華ゲストによるトークショー

★Sonic Ooze Vol.2 「グラム・ナイト」
21:30~ 吉祥寺バウスシアターにて
ムーランルージュ / ジギー・スターダスト』(上映期限切れ間近) / ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ / ベルリンブルース
*Guest DJ 中原昌也

★風音公開記念オールナイトvol.2 オキナワ式旧暦七夕祭り 朝まで毛遊び(もうあしび)
23:45~テアトル新宿
風音 / スペシャルライブ「平安隆バンド」 エイサー「ティダ・エイサー隊」 MC&話芸「藤木勇人」
※『風音』メイキングなど秘蔵映像上映あり
※入場者全員にオリオンビールか泡盛一合瓶のプレゼントあり
三線名人・平安隆の唄に酔い、「ちゅらさん」で大人気の芸人・藤木勇人に笑い、そして映画『風音』に泣く。

■8/14(土)
★フォービートのアルチザン 岡本喜八 終戦と青春
20:00~5:35 浅草東宝
血と砂(1965) 監督:岡本喜八 出演:三船敏郎/団令子
日本のいちばん長い日(1967) 監督:岡本喜八 出演:三船敏郎/志村喬
肉弾(1967) 監督:岡本喜八出演:寺田農/大谷直子
激動の昭和史 沖縄決戦(1971) 監督:岡本喜八 出演:小林桂樹/丹波哲郎

★押井守&士郎正宗スペシャル!
22:45~ 新文芸坐
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 / イノセンス / アップルシード / 人狼

★「ゴジラ FINAL WARS」公開記念オールナイト第3夜
19:45~日劇PLEX(有楽町)
地球防衛軍 / 怪獣大戦争 / ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 / 予告編大会 その3 / 怪獣総進撃 / ゴジラVSモスラ
*豪華ゲストによるトークショー


■8/21(土)

★Against All OZU & 木下
21:00~5:00 浅草東宝
宗方姉妹(1950) 監督:小津安二郎 出演:高峰秀子/田中絹代
小早川家の秋(1961) 監督:  〃 出演:原節子/新珠三千代
懐かしき笛や太鼓(1967) 監督:木下恵介 出演:夏木陽介/大空真弓
スリランカの愛と別れ(1976) 監督:  〃 出演:栗原小巻/北大路欣也

★ザ・ブライド&雪 the story
22:30~ 新文芸坐
キル・ビル Vol.1 / キル・ビル Vol.2 / 修羅雪姫 /修羅雪姫 怨み恋歌

★映画をみせてゆくこと第二夜 CLOSE UP!荒戸源次郎
23:00~ ポレポレ東中野
牛乳屋フランキー(1956年/日本/84分)中平康 / 他一本(未定)
ゲスト:荒戸源次郎氏、大高宏雄氏

■8/28(土)

★東宝 SF ピンキリ大会の逆襲
21:00~5:10 浅草東宝
緯度0大作戦(1969) 監督:本多猪四郎 出演:宝田明/中山麻里
獣人雪男(1955) 監督:本多猪四郎 出演:宝田明/河内桃子
宇宙大怪獣 ドゴラ(1964) 監督:本多猪四郎 出演:夏木陽介/藤山陽子
惑星大戦争(1977) 監督:福田純 出演:森田健作(松竹)/浅野ゆう子
東京湾炎上(1975) 監督:石田勝心 出演:丹波哲郎/藤岡弘

★「69 sixty nine」の2人 妻夫木聡history
22:30~ 新文芸坐
ジョゼと虎と魚たち / きょうのできごと a day on the planet /さよなら、クロ / ウォーターボーイズ


同じ日に重なってたりするので、いろいろ迷いますね(分身の術がつかえたらいいのになぁ)。
さてさて、どれを見に行きますか?
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-15 01:24 | 上映情報
中島貞夫「日本の首領」三部作についての別の視点
中島貞夫監督による“日本版ゴッドファーザー”ともいうべき傑作「日本の首領」三部作のDVDが7/21に発売とのこと。

先週まで行われた<遊撃の美学 映画監督・中島貞夫> @新文芸坐で見ていて、いい意味でなんとなく引っ掛かりを感じるものがあった。
中島貞夫作品を今回の機会にまとまった形で、ある程度は年代を追って見ることができたのだが、この三部作については何か異質なものがあるような感じがする。

70年代後期の作として、プログラムピクチャーから大作志向へと東映の体制も移り変わっていくさまが作品に反映されているという見方もできるかもしれない。
それ以前の猥雑さが持ち味の作風から、ウェルメイド志向に移ろうとしているとも見受けられるような節もある。

あるいは、全く個人的な見方なのだが、この三部作をストーリー性とは違う角度から捉えてみると、次のようなポイントが指摘できるかもしれない。

三部作では、それぞれ人間にとって命取りとなってしまうもの(人が絡めとられてしまうもの、つまりそれは人間が執着せずにはおられないものに他ならない)をモチーフとして描いているのではないか。

つまり、1作目「やくざ戦争 日本の首領」では、それは任侠道や義理人情といった集団における対人関係なのかもしれない。千葉真一や鶴田浩二が絶命しなければいけなかったのは、任侠道をベースにしたヤクザ集団の対人関係のほころびということなのかもしれない。

そして、2作目「日本の首領 野望篇」では、おそらく男女間の恋愛あるいは反恋愛関係なのではないか(より小さい二者的な対人関係となる)。佐分利信の下の娘や、南洋の大統領に見初められたホステスや、そして松方弘樹が、生き永らえることが困難となったのは、当人を取り巻く過酷な状況のせいもあるが、同時に恋愛についての諦観や絶望もあったかもしれない。

さらに、3作目「日本の首領 完結篇」では、それはずばり、病気や克己ということで、もはや対人関係ですらなく、個的な、自我と身体との関係、もしくは現実的自我とこうありたいと望む理想的自我との関係というレベルにまで達しているのではないだろうか。敵に勝ったと思ったものの佐分利信もまさに病には勝てなかった訳だし、まだ若く健康なはずの高橋悦史も最後には自滅のような形で命を捨ててしまうのは、周囲に流されてすっかり汚れてしまった自分に対する罰だったのかもしれない。

それはともかく、3作目に関しては、身体性というポイントで捉えてみると、大変興味深いと思う。
例えば、車椅子のヤクザという菅原文太の役どころは身体性を封じられた存在として反転した凄味を醸し出しているといえるのではないか。
また、大物フィクサーの片岡千恵蔵に至っては発端部の病床のシーンでは、病臥しており横になった状態でほぼ顔のみに限られた登場となっている。また、その後でも、ほとんど座っているなどして、身体性とは著しく切り離されている。千恵蔵の顔のアップでの芝居がほとんどとなるが、つまりは、まさに顔役として文字通り「デカイツラ」そのものが表されているともいえよう(実際、見ていて本当にデカイ顔だなあとつくづく実感した)。むしろ、彼にとっては身体性はあまり必要とされず、本人が手を下さずともすべての場合において配下の者が事をなす訳なので、その顔をきかせてくれさえいればよいのである。端的には、顔のみで彼の存在の全てといえるかもしれない。
そして、1作目から一貫して登場しており、ようやく3作目にして物語の主軸に躍り出ることになった高橋悦史が、身体性に対して特権的になりえるところの医者であるというのもまた興味深い符牒といえるかもしれない。
(付記:あるいは、3作目において、最も異様なものとして、終盤にて覇を制したと確信して浮かれ気味の佐分利信が踊るシーンがある。それを見た時にひどく驚くとともに、瞬時にこの作品の鍵は「そうか、身体性だったのか」と気づかせられた)

◆1作目
やくざ戦争 日本の首領  (1977.01.22公開)東映京都 カラー 132分
監督:中島貞夫 原作:飯干晃一 脚本:高田宏治
出演:鶴田浩二、佐分利信、千葉真一、松方弘樹、高橋悦史、菅原文太

◆2作目
日本の首領 野望篇 (1977.10.29公開) 東映京都 カラー 141分
監督:中島貞夫 原作:飯干晃一 脚本:高田宏治
出演:佐分利信、三船敏郎、松方弘樹、成田三樹夫、高橋悦史、菅原文太、岸田今日子

◆3作目
日本の首領 完結篇(1978.09.09公開)東映京都 カラー 131分
監督:中島貞夫 原作:飯干晃一 脚本:高田宏治
出演:三船敏郎、佐分利信、菅原文太、片岡千恵蔵、高橋悦史
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-14 04:41 | どう観たか?
台湾映画「飛躍、海へ(飛躍情海)」が福岡アジア映画祭グランプリに
福岡アジア映画祭(7/2-11)のコンペティションは、台湾映画「飛躍、海へ(飛躍情海)」(王毓雅(アリス・ワン)監督)がグランプリを受賞したとのこと。

作品を見た方のレポート→夜目、遠目、幕の内 - 『飛躍、海へ』がグランプリ

作品についての情報(中文サイト)→第40届金马奖入围影片 飛躍情海
↑これによると、女性監督の王毓雅(Alice Wang)は、1991年アメリカ留学から帰国し、台湾・香港の映画界で働くようになり、95年には日大の映画芸術研究科にも留学。台湾に戻り、アイドルを起用したテレビドラマなどの仕事をしていたとのこと。他の監督作品としては、袁詠儀(アニタ・ユン)主演のコメディ「空手道少女組」(中国功夫少女组, Kung Fu Girls 2003)など。

ここのところ低調と伝えられてきた台湾映画界から、ニューカマー登場の模様ですね。しかも、ホウ・シャオシェン、ツァイ・ミンリャンなどの従来路線とはちょっと毛色が異なるようです。割と商業映画路線のようなんですが、この 『飛躍、海へ』にも林依晨という女性アイドルが出演しているとのこと。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-14 02:03 | 電影:香中台
ポレポレ東中野番組変更「或る女」→「スラバヤ殿下」
はてなダイアリー - 人間万事塞翁が馬さんのところにて知りました。
現在、ポレポレ東中野にて上映中の“木村威夫美術監督作品大回顧展”という特集上映にて。上映する予定だったプリント(16mm版)をフィルムセンターから借りれなかったとのこと。
「或る女」(1954/大映/豊田四郎/京マチ子、若尾文子、森雅之)はちょっと見たいと思っていたので、残念ですが、「スラバヤ殿下」』(1955/日活/佐藤武/森繁久彌、馬淵晴子、有島一郎、三木のり平)というコメディも、これはこれで見てみたい。(かなりデタラメでおもろそうな感じなんですが)

「スラバヤ殿下」についての感想
B級映画館・日本映画-スラバヤ殿下

幻想館 -スラバヤ殿下

[PR]
# by sonobasho | 2004-07-14 01:38 | 上映情報
「日比谷映画、みゆき座が閉館」…さよならを言う前に
いささか旧聞となりますが、ある意味で映画を取り巻く環境の変化を表しているニュースが先月末にありましたので、書き留めておきます。
老舗の日比谷映画、みゆき座が閉館へ eiga.com 2004/06/29
東京・有楽町にある東宝本社ビルが老朽化により建替えられることになり、同ビルの1階、地下1階に位置する日比谷映画劇場(612席)、みゆき座(710席)が来年3月末に閉館することになった……

日比谷映画の威容については、こちらにて見ることができます。
港町キネマ通り 日比谷映画(取材:2001年11月)

実は、これまでシャンテ以外に日比谷で映画を見ることがなかったので、機会のある折に行っておかねばと呑気に思ったりしていたところ、下記を読んで、今度の閉館がいかに重大事かということに気づかされました。

m@stervision
にて、三ツ星の記事として「ブロックブッキングの終焉?」という考察をされています。
("NOW PLAYING" の直前の所にあります)

参考)ブロックブッキングの仕組みである「チェーン」の概説があります
映画公開チェーンの仕組み
ロードショー公開作品は「チェーン」を構成しているため、メイン館が分かれば、おおよその上映館を把握することが可能……

もしかすると、今というのは、さまざまなところで日本映画界がドラスティックに変節しつつある過渡期といえるかもしれません。ちょっとした変化に見えても、後々になって考えれば大きな曲がり角だったということもありえるでしょう。
それまであったもの行なわれてきたことが、未来永劫続くとはもちろん限らないということは当然ながら、今後の行方が気がかりです。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-13 23:42 | 日本映画
エキサイトブログの暗礁
2日目にして、使い勝手の壁に行き当たったかもしれない。
なぜならば……
例えば、数ヶ月の使用の末に、エキサイトブログから移転された方の弁として、
韓ドラ日記
理由はexciteブログっていろんな意味で使いづらくなってきたからです。
 例えば、
 1.トラックバックされた時に一覧がないので気づかない
 2.どこにコメントがついたのかわかりづらい(クリックしていかないとわからない)
 3.エキサイトブログ以外をリンクさせるツールがない(メモ欄を利用するしかない)
 4.検索ができない!
 5.HTMLを入力するのが面倒(笑)。
 6.カスタマイズしづらい
 7.カウンタやアクセス解析がつけられない

 確かにうなづけます、特に(3)(5)(6)はちょっと煩わしい。やはり、初心者向けに敷居を低く作ってある分、機能が限られているということなのか。だがしかし、すぐまた移転も厄介なので、ひとまず程々の枠内でちょっとやってみようかと思います。
 もしかすると、JUGEMやLivedoorの方が機能性があるのかもしれない。(だけど、それなりに使いこなすのは複雑そうな感じもするけれど)
「隣の芝生は青く見える」ってことなんでしょうかねえ。

今にして思うと、やっぱり「はてなダイアリー」は手軽だった!
まあしかし、「住めば都」ということにしたいものです。

追伸:エキサイトブログの微妙な点として、Macの場合や、ブラウザによって、表示のデザインが異なってきてしまうとのこと。(こちらはWindows使用なのですが)
あまりにも見えづらいようでしたら、ご一報頂けるとありがたいです。
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-13 22:35 | Blog?
「韓国映画ブーム?」をめぐって
日本の韓国映画ブームは本物か/朝鮮日報
しかし、韓国映画を観た日本の人々の満足度はそれほど高くない。だから今まで以上に韓国の映画人は頑張らなければならない。これが結論だ。
↑おそるべし、韓国映画界の飽くなき野望!?

興行成績/SUMの日記
↑日本での韓国映画のヒットについての冷静な分析。

韓国映画歴代ヒットベスト10
↑によると、日本国内での韓国映画ヒット5
 >1位 シュリ 18億円
 >2位 JSA 12億円
 >3位 ボイス 10億円
 >4位 猟奇的な彼女  5億円
 >5位 二重スパイ 4億円

“韓国ブーム”なんて一部の日本人が大騒ぎしているだけという見方/ゲンダイネット 2004/7/3
↑冷ややかな反応。

↓社会の裏側のしくみに迫る!?

「冬のソナタ」は作られたブームである 2004/06/21


電通主導の韓国ブーム


なにゆえ“韓流”ブーム? 韓国ブームの再検証 2004/06/30


↓さらに、斜めから斬る興味深い仮説
“韓国ブーム”の正体=フェミ・オリエンタリズム?
「韓国」ブームの問題点

↓たまにはちょっと学術的に(検索の駄賃に見つけました)。
韓国との比較として、台湾のハーリー族などにも言及していて興味深い。
東アジアにおける日本大衆文化の浸透とその要因 石井健一(筑波大) 
(第 35回韓日文化フォーラム『日本大衆文化第 4 次開放と韓日文化交流の展望』発表論文 国際交流基金ソウル文化センター 2003 年 12 月 16 日)
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-12 22:27 | 韓国映画
やり過ぎ注意!
ブロガーに蔓延する「燃え尽き症候群」
YAHOO!トピックス-HOTWIRED 2004/07/12
[PR]
# by sonobasho | 2004-07-12 22:01 | Blog?